12月3日〜4日にかけてタラ釣りに出かけました。
4日は非常に好調でたっぷりとタラが釣れました。
悪くならないうちに氷詰めして取れたてを札幌中央市場に出荷しました。



11月に入り、これまでにない大豊漁がありました。
時化続きの11月後半でしたが、
札幌中央市場に恵祐丸のクロガシラが出荷されました。
大時化だった分品薄だったせいか高値が付いてくれました。




11月は全体にホッケが良く釣れました。
近藤さんは一回に平均10本以上で合計100本以上大型ホッケを釣り上げました。
来年の豊漁が期待できます。


2017年11月8日
恵祐丸のホッケ漁が大豊漁続きです
連日満船状態でありがたいことです。
ホッケにコマイにカレイと大量にかかりすぎて取り分けるのが本当に大変ですが
まさしく贅沢な悩みといえるでしょう。



2017年11月6日
ホッケの大豊漁に恵まれ、浜は恵祐丸のみならず大混乱でした。
まさしく満船、船からあふれかえるほどのホッケとコマイが網に入っていました。
ホッケの魚影がまるで見えない状態が続いていたのですが、
このホッケは日本海の武蔵堆で産卵している群で、今年の春に生まれたものです。
日本海からオホーツク海に入る宗谷暖流の流れが
非常に良かったのでこのようなことになったのだと思われます。
来年の春漁に期待が膨らみます。



2017年11月3日
タラの釣り大会を行いました。
この日は波が高くあまりいい条件ではなかったものの、
腕利きがそろったことで皆さん素晴らしい釣果を見せてくれました。
恵祐丸のホッケ漁が大漁だったために8時に出航となりました。
13時まで波の高い状態の中大会は行われました。
悪条件の中でしたが船頭も船を出して良かったと思います。
一位の方にはトロフィーの他にフジワラからカムイのジグ5本セットが贈られました。
その他に副賞としてホタテ、カキ貝の詰め合わせが贈られました。
皆さん本当にお疲れ様でした。




2017年10月10日
少しずつ恵祐丸の底立て漁にまとまった量が捕れ出しました。

黒潮に乗って太平洋を北上したクロメダイが網に入りました。
クロメダイは三陸の深海魚で金目鯛に並ぶ高級魚です。
釧路沖から根室の野付水道を通ってオホーツク海までやってきたようです。
シマダイは東京湾から北上してきたもので
遙か1000qをどのように旅をしてきたのか不思議ですね。
北見の名店ほたるやにはクロメダイを始め
一本釣りのクロガレイやホッケなど
さまざまな恵祐丸の魚が卸され色とりどりの魚介が店先を飾りました。


2017年10月7日

底立て網の初起こしに出かけました。
途中アクシデントで一度帰港するなどトラブルもありましたが、
大量のフグがかかりました。
8月と9月にはフグの釣果が大量にあり、道東にフグが押し寄せています。
恵祐丸ではこの良質のフグを身欠きにして販売しています。
11月になると今度はサクラマスが押し寄せてきます。
サクラマスの開きは脂が乗って大変美味しい干物になります。
こちらも恵祐丸で加工して販売しています。


2017年10月9日
この日も潮が悪く非常に釣りにくい日でした。
今日は佐藤さんがあわびを使って大型のタラばかり釣り上げました。
これまでのタラ釣りの中で最高と言えるかも知れません。
波がひどくて写真はなかなか撮れませんでしたが
そばにいた佐藤さんの大物を釣り上げた一枚です。
皆さん連休の間、連日釣りに参加してくださってありがとうございました。



2017年10月8日
ほっけを狙って船を出しました。
ホッケ湾には少し小さいですがアオゾイが群れていました。
アオゾイの釣果がなかなか悪くありません。
8時30分までアオゾイを釣り、狙いのホッケは皆さん10本程度でした。
それからタラ釣りに出ました。
沖の潮の流れは二枚潮、非常に釣りにくい潮の流れでしたが、
皆さんジャンボをそれぞれ釣り上げ、大爆釣でした。
タラのタチはすでにピンクから白に変わっています。
近藤さんは朝から調子が悪かったものの、ジャンボを2本釣り上げ、ものすごい数のタラを釣り上げました。
川原田さんもそれに匹敵するものすごい釣果を上げました。



皆さんお疲れ様です。
潮が止まり釣りやすくなるため、10月29日にはタラ釣り名人戦を行います。
乞うご期待!


2017年10月6日
カレイ狙いで船を出しました。
10月だというのにかなり気温が高く異常気象と言えます。
皆さんなかなかの個体を釣り上げました。
変わり種ですがシマフグが釣れました。
綺麗な縞模様と濃い青色の体表がなんとも美しく可愛らしいものです。


フグの身欠き
2017年10月3日
恵祐丸は主力漁業である底網の今秋での設置を終えました。
現在北海道道東沖にはフグが大量に群をなしています。
フグは言わずもがな高級食材として知られる魚ですが
オホーツク海で取れるものは豊かな海でまるまると太った良質なフグです。

こちらは釣りの際に一本釣りで上がった
毒の部分を取り除いた身欠きフグの写真です。
まだ有毒のしっぽの部分が付いていますが
料理店向けですので
当然料理する側もわかった上です取り除いたあとに提供されますので危険はありません
この先冬にかけて大量のフグが上がります。
オホーツクの美味しい良質なフグを恵祐丸は推していきます


2017年10月1日
今日もカレイ釣りに出かけました。
カレイが釣れ始めてからそろそろ2週間経ちますがまだまだ好調です
水温は25度、この高温で良くカレイが釣れる物と思います
水温が上がってくるとカレイが引けて代わりにフグが掛かり出します。
近藤さんの釣ったフグは身欠きに加工されて
のんきーランド東藻琴や北見のほたる屋に卸されます。
久々に乗船してくれた小坂さんはほっけを釣り上げ驚いていました。
皆さん暑い日でしたがありがとうございました。






9月に入り全体的にシャケは狙っても釣れないものの
久田さんと米沢さんが見事なメスの鮭を釣り上げました。


近藤さんはウサギアイナメを釣り上げ、山本さんはヤナギノマイをたっぷりと釣り上げました。



9月24日は潮回りも良く
カレイが良くかかりました。
岡田産は実に50pもあるカレイを釣り上げました。
最終的にこの日は田村さんが素晴らしい釣果を見せてくれました。

この日はほたる屋の料理長を始め
ライフコーポレーションの谷津さんが乗船してくれました。
船の沖釣りは初めてと話していましたが、谷津さんも見事釣果を残しました。
料理長山田さんも三枚も大物を釣り上げ
大量にフグも釣り上げてみせました。
皆さんお疲れ様でした。



8月はブリがよくかかりました。
まるまる太ったブリはしっかり活締めされ刺身としてほたる屋に提供されました。



8月20日
東旭川の釣り会メンバーが乗船してくれました。
代表して桑原さんの写真を掲載します。
ヤナギノマイやシマボッケがたっぷりと釣れました。



8月の17、18、19日
三日連続で岡田さんが手伝いに来てくれました
16日から潮が良くなったのでこれを見計らってタラ釣りです
写真の日は特にヤナギノマイが多く釣れました。
ほたる屋にもヤナギノマイとウサギアイナメ、シマぼっけ、トゲカジカ、もちろんタラと
この暑さでなかなか新鮮なものを確保するのが難しい鮮魚の数々が
恵祐丸から卸されました。
ヤナギやタラは現在東藻琴の道の駅に
恵祐丸の活締め商品の販売コーナーが作られておかれる予定です。
9月1日のオープンに合わせていろいろな商品を製作中
是非お立ち寄りください。
 Q.P.

8月13日
山本さんと岡田さんとのタラ釣り
今の時期のタラは身が締まって美味です
この日もジャンボを釣り上げてさすがの腕前を見せてくれました。



2017年8月6日
日曜日再び沖に出てみました。
二回潮に変わった今日は潮の変化でやりにくいところがありました。
崖の縁を流してみました。なかなかヤナギが上がってこなかったものの
この日に上がったジャンボは6本
札幌から来てくれた今井さんもキッチリ決めました。
遠いところありがとうございます。


2017年8月5日
岡田さんが応援に駆けつけてくれました。
小麦狩りの忙しい中時間を割いてきてくれたこの日は
ヤナギノマイの大豊釣となりました。
この日の岡田さんはハヤブサとマルフジの合作仕掛けで
ヤナギノマイを釣り上げていきました。
潮が止まったことからヤナギノマイが浮き上がって入れ食いの状態が続きました。
これほどヤナギが釣れることは滅多にありません。
岡田さんは帰港後すぐに美瑛に帰って小麦狩りに行かなければなりません。
忙しい中ありがとうございます。


2017年8月3日
タラ釣りに出発。この日は近藤さんが応援に来てくれました。
三日間潮が止まる状況の中、今までにないタラの入れ食いになりました。
3人で釣ったタラは180本にもなりました。
手伝ってくださって近藤さんありがとうございます。
釣り上げたタラは佐呂間町のふるさと納税返答品や
道の駅で販売される予定です。




2017年7月30日
この日は潮が早く陸側の方でしばらく様子を見ました。
思いかけず1sもあるホッケが二本かかったのは驚きました。
アオゾイやヤナギノマイがほどよく釣れて面白い釣りになりました。




7月22日、沖の釣りに出てみました。
この日は潮が早く難儀した釣りになりました。
網走の刺し網船も早々に漁を切り上げ帰って行きましたが、
せっかくの釣りですので粘って見ました。
この日は底潮が早くヤナギがなかなか浮き上がらず苦労しましたが
どうにかいつも通りに結果を出せました。
代表して10s台のジャンボ2本の写真です。




7月23日
メンバーがそろったのでアオゾイを釣りに出かけました。
潮の流れはちょうど良く
思っただけの数は上がらなかったものの、
皆さん最後まで踏ん張って釣り上げました。
しばらく休んでいたオペレーターの長瀬さんはこの日一番の釣果を上げました。
この時はカレイも狙っていたのですが、サロマ湖の下げ潮が強く
岡田さんと近藤さんで大物2枚を釣り上げたものの
早めに切り上げてアオゾイ釣りに向かいました。
皆さんお疲れ様でした。
次回は沖に出かけます。





この日はほたる屋に一本釣りの魚を始め
様々な魚介類が卸されました。
ライフコーポレーション本店から視察が来るとのことで
恵祐丸も特別出張です。
皆さんもほたる屋でレトロな雰囲気に浸りながら
新鮮な魚貝や酒を楽しんで見てはいかがでしょうか。




2017年7月16日
東旭川釣り会の面々が来てくれました。
翔栄丸と2隻で出航しました。
この日は大変暑い日で、水温は23度を超え港では大漁のブリが上がる状態でした。
先週までは狙った漁場にいたはずなのですが
この暑さで更に北に魚群が移動したようです。

北緯44度12分、東経143度56分
この場所から北側に移動して、カレイ釣りの限界を超えた沖合に移動してしまったのでしょう。
ですが10月10日には再び常呂沖のカレイ漁場へと帰ってきます。
秋から冬にさしかかる頃、またカレイ釣りの当たり日がやってきます。
この日はあまり芳しい釣果でなかったものの、
大物を釣り上げたトップ3を紹介させていただきます。
みなさん遠いところを参加いただいて本当にありがとうございました。

2017年7月9日
この日はカレイ釣りに出かけました。
岡田さんが務める鉄工場の釣り仲間たちが参加してくれました。
とても凪が良く、皆さん酔わずに昼過ぎまで釣りが出来ました。
これまでに無い大漁釣り上げとなりました。
皆さんも満足いただけたでしょうか。


おなじみの岩村さんのチームと近藤・山本チームも同乗し
さすがの腕利き釣り師チーム
大漁とまではいかないですがまずまずの釣果となりました。



平成29年7月8日
7月も2週目に入り、ヤナギノマイが少し成長した様子がうかがえます。
この日は久田さんは2sもある大型のアオゾイをいきなり釣り上げました。
ヤナギを順調に釣り上げ、午後2時まで釣りを楽しみました。
岡田さんが最後に10sの大型のタラを釣り上げたのには皆びっくりしました。
この日釣り上げたヤナギやタラは北見の名店ほたる屋に卸され
白身だけでなく、タラ肝や胃袋まで
余すところ無く料理され
美味しい珍味料理となって提供されました。








2017年7月1日
そろそろヤナギノマイが海に出てきたところですので
ヤナギ釣りに出てみました。
産卵がほぼ終わりかけていることから
搾餌期に入った様子がうかがえます
まだ魚体は小さい風ですが
更に一週間ほど経つと大きな個体もどんどん増えてくるでしょう
岡田さんに応援に来てもらって良い釣果になりました
アオゾイは北見の名店ほたる屋に卸され刺身になりました



2017年6月25日
この日の狙いはソイ
だったものの、あまり芳しくない釣果に終わりました
代表して牧さんが良形のソイとホッケを釣り上げたところを一枚





2017年6月23日
この日はアオゾイを狙って沖に出ました。
釣果はまずまず
この日の魚は相変わらずタラが多く
アオゾイは居酒屋ほたる屋に卸されました



ほたる屋にて
ほたる屋は昭和のクラシックな内装に統一された
何とも風情のある居酒屋です。
レトロな雰囲気の中に海から上がったばかりの魚が
不思議にマッチしています
店長さんもガッツポーズで一枚
恵祐丸で釣り上げた魚が市場のように並べられ
店先を飾りました
皆さんも是非行ってその新鮮さを確かめてみてください



2017年6月18日
この日はなんと二隻合同の大タラ釣り大会です!
今回はスポンサー付きの大大会!

釣り具の総合問屋 アイビック
坂本ホーマ フロス店
ジグの専門メーカー カムイのフジワラ

以上が協賛してくださり、参加者の皆さんも本気で戦わざるを得ません。
翔栄丸と恵祐丸で同時にタラ釣りをして
最大の数と大きさのタラを釣り上げた釣り師が優勝です。
あらかじめ目を付けていたポイントに到着。
結果は写真を見てくださればおわかりでしょう。
こぞって大物を釣り上げては釣り上げて、釣った数を競うような大乱戦となりました。





戦いを制したのは…
恵祐丸側に乗った近藤さんとなりました!
最初から飛ばしに飛ばして、
カムイの赤金とピンクを使い分けて実に49本ものタラを釣り上げました。
合計で101.2sにもなる大戦果です!
近藤さんには優勝トロフィーが贈られ
さらにフジワラから ジグ5本セットが送られました!

前回優勝した岩村さんはカムイの赤金で48本を釣り上げて準優勝です。
合計98.3sで100sの大台まであと少しのこちらも大戦果!
アイビック賞として クーラーボックス、さらにサロマ産ホタテが贈られました。

三位の山本さんは赤金と黄色を使い分けて84sを越える量を釣り上げました。
今野さんはアワビ一つで通して84sちょうどで第四位
それぞれに新鮮なホタテ貝のセットが贈られました。

また参加者全員にアイビックから参加賞が贈られました。

大物賞には昨年に引き続き渡部修一さんが栄冠に輝きました

坂本ホーマ フロス賞 に輝いたタラの重さは実に7.48s!
素晴らしい大きさに渡部さんも笑顔です。
大会に参加してくださった皆さん本当にありがとうございました!
今回協賛していただいた
アイビック様、坂本ホーマ フロス店様、フジワラ様、
大変お世話ありがとうございます。




2017年6月13日
底網み漁に出発。
風が強く海が凪ぎるまでいったん港で待機しましたが
何とか船を出すことが出来ました。
この日は大量のタラとコマイが網に流れ込み
船がずっしりと重たくなって悠々と港に帰ってきました。
とにかく大きなタラがたっぷりと網に入っています。
タラ釣りの大チャンスと見て釣り大会を開催することになりました。


ホッケもかなりかかったために
大物のホッケに活締め
を施して札幌中央市場に送りました。
オホーツク海のホッケがまた盛り上がってくれる日が来るといいのですが
資源との兼ね合いもありなかなか難しいところです。



2017年6月5日
恵祐丸の底網漁が本格的に始まりました。
今年2回目、網を起こしてみると
タラ・コマイ・ホッケが山のようにかかりました。
ホッケは近年の不漁のために一度も類を見ない高値が付き驚きを隠せません。
活締めされたホッケやシマゾイは札幌に出荷され高値で取引されました。



2017年の5月はカレイがこれまでにないほど良く釣れました。
これだけ釣れたのは何年かぶりです。
今年のカレイ豊漁を予感させてくれる嬉しい掛かり具合です。








アオゾイが釣れたと言う情報が入ったのでアオゾイ狙いで船を出してみました。
大型で1s越えの個体が8本もかかったのには驚きでした。
この日に上がったアオゾイは北見の居酒屋に卸されました。
アオゾイも徐々に沖から海岸に移動している様子がうかがえます。
またいずれ挑戦しましょう!



2017年4月7日
今年3月15日から始まったニシン漁は、一進一退を繰り返していました。
今日はまとまった数の成果がありました。
サロマ湖の氷が砕氷船に砕かれ、一気にとけて流れ出したため
ニシンたちも一緒に海に飛び出したのだと思われます。

日本海のニシン漁が終盤を迎えたことで、
札幌の市場にはニシンが少なくなっていると言うことで
今日はニシンの活締めを出荷しました。







恵祐丸の水槽で飼っていた通称『ベロベロ』と言う魚を海に放流しました。
ベロベロが産卵し、それによってどうやらメスが死んでしまったようなのです。
−1℃の水温に保っていたのですが、この水温で産卵することは普通はまずありません。
非常に珍しいことで驚きました。
この状態のまま飼い続けてさらに産卵を続けてしまうとかわいそうですので
海に帰すことにしたのです。
産卵には驚いたものの、恵祐丸の水槽で数ヶ月以上飼い続けられることもわかったので、
大洗の水族館に送るめども立ちました。
放流の際は我が家の飼い犬ハナも見送りました。
元気な卵を産んでくれるといいですね。




2月に入り、北見市の居酒屋『ほたる家』では
恵祐丸の活締めされたクロガシラが好評を得ています。
2月10日札幌市場ではさっぽろ雪祭りが開催されている影響もあり、
恵祐丸のクロガシラも高値が付きました。
北見のほたる家では昨年9月から11月まで活フグを扱ってもらっていました。
フグは温暖域に生息する魚ですので18度を超える水温を好みます。
しかし恵祐丸では工夫をし水温4度までフグを生かしたまま活魚で出荷していました。
12月になってからも漁師の方であらかじめ活締めを施したフグを
味に支障がないよう業務用の冷凍庫で凍らせておいたものを卸していますので
美味しさはそのまま2月になっても美味しい活締めフグが味わえます。
北見にお越しの際はほたる家で一杯というのはいかがでしょうか。


サロマ湖のチカ釣りが猛烈な入れ食い状態です。
1月30日から2月1日まで、釣れば釣るだけ釣れる日が続きました。
シブシ湾に押し寄せたチカの群によって、一人600匹ものチカを釣り上げることになりました。
隠れた穴場として知られるこの場所は、これまで今年に入って気がつかなかったこともあり、
この1月終わりのごく短い間にここに偶然来た釣り人は幸運でした。
2月3日は10名ほどの釣り人でしたが、釣れた人でも300匹ほど、平均では100匹ほど、
少し収まった感じがします。
この場所は計呂地川とシブシ川の合流する地点で、
流れの緩やかなこともあり比較的柔らかい底質の泥が積もっているので、
魚が集まりやすい場所ではありました。
大潮と時化の影響でここに魚が集まったものと思われます。
次に大潮が来た際は狙い目かも知れませんね。

オホーツク海の流氷が常呂港に接岸しました。
このことによって海岸の気温も下がり、非常に冷え込む日が続いています。
しばらくの間冷蔵庫に入ったような状況が続くでしょう。
流氷が長くいるほどプランクトンの量が増える相関がありますので、
今年は大漁になることを期待しています。






2月1日、恵祐丸の湯通しガキの在庫が終了しました。
地元北見の名店居酒屋、「治助」を始め、
「木の家」、「たなか家」にテスト販売されました。
好評のうちに売り切れてくれてなによりです。
全国的にカキのブランド化が注目される時代ですが、
オイスターバーチェーン全国最大手のゼネラル・オイスターが
平成28年に東京で開催した人気カキ産地投票において、
サロマ湖産のカキが第一位となりました。
カキは美肌効果に良く、免疫力を上げ、新陳代謝を促進するという効果があります。
平成29年は良質のプランクトンでもあるスケルトネマやキートケロスをたくさん食べた、
栄養豊富な湯通しカキを作るつもりです。
10月後半にご期待ください。

最後のカキということで、釣りに来てくれる皆さんに、
カキを配ってきました。
今年も恵祐丸をごひいきに。



リクエストにお応えして、今年の山漬けは20本ほどを作成しました。
昨年の10月、網走沖で一本釣りされたサケが原料です。
山漬けされ冷凍庫で熟成されていました。
1月、寒風干しをし、10日ほど寒風にさらしたサケは
ほどよく塩分と水分が飛んで、ぎゅっと旨味が凝縮され
外気温は−5℃。山漬けの加工に最適の気温が続いてくれました。
切り身にして真空パック加工を施し、今年も改心の出来となって満足です。
夕食にはもちろん試食として山漬け料理が出ました。
近所の方々にも少しお裾分けさせていただきました。
恵祐丸の山漬けはネットでも好評を博しています。
皆さんも鮭の山漬けに一度挑戦してみると面白いかも知れませんよ。



大げさに言うと、恵祐丸の水産加工場の建設準備が進んでいます。
1月28日は土壌の入れ替え作業が行われました。
加工される予定の魚は、
オホーツク海から一本釣りで釣り上げられる全ての魚が対象です。
すでに活締めされたタラやブリ、フグからオオカミウオ、ウスメバル、
大形から小魚までたくさんの注文を頂いています。
平成29年は少し力を入れて加工まで行う予定です。
乞うご期待!




2017年1月22日
新年明けましておめでとうございます。
少し挨拶が遅くなりましたが、年始も恵祐丸は忙しく動いておりました。
札幌の中央市場に初競りのために出かけてきました。
年始めなので輸送業者はお休みですので、自分でトラックを駆って札幌に向かいます。
今年は2年ぶりに札幌イオンへの販売も行いました。
1月13日にはシマゾイの出荷も行われ、これまでにない高値で取引されました。
12月26日に常呂に回航する際に、
湧別魚礁や常呂魚礁で釣り上げたシマゾイやホッケ6尾を
この時まで水槽に泳がせており、
こちらも素晴らしい高値となりました。

近年はブリに代表されるように、今まではあまり見なかった魚が
オホーツク海に増えてきました。
近頃増えてきたと言うことは、できあがったマーケットがないということですので、
平成28年の間は恵祐丸としても手探りの時期でした。
しかし恵祐丸のブリが予想した以上に評価をしていただきまして、
平成29年は本腰を入れて釣りに力を入れていくこととなるでしょう。
一本釣りのブリやタラは網で取ったよりもさらに魚体へのダメージが少なく、
より締まった美味しい身に、手早く活〆を施すことが出来ます。
恵祐丸は今年も釣りに漁にと全力でがんばって参ります。

恵祐丸船頭、船橋恵一

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