12月26日。
恵祐丸の今年最後のカキ上げが終わりました。

常呂漁協のセリの締めが行われ、今年も滞りなく業務を終えることが出来ました。
底網を上げきったのは12月中頃でしたが、
本当に漁の最後になって、ホテイウオがわずかに網にかかりました。

ホテイウオは見ての通り可愛らしいコロコロした魚です。
この魚は水温が極端に下がり、まさに真冬と言った気温になって
ようやく掛かり始めるのが毎年恒例となっています。
しかし今年は台風が多く、漁の機会自体が少なめだったことと、
温暖化の影響か本当にこの最後の漁になるまでかかってくれませんでした。
可愛らしい見た目から隠れた人気があるようで、
ホテイウオたちは大洗の水族館へ送られることになりました。
現在は餌付けをして人にならしているとのことで、
2016年1月の初旬に大洗で公開されるとのことです。

11月21日。今年2015年では初めて、
大量のイカの群れが網に入りました。

21日に釣りに出た際、沖合では大きな波のうねりを感じました。
その波に何らかの予感を覚えた恵祐丸では、
これはと思い牡蠣上げの予定を変更して船を出しました。
すると予感はぴたりと当たったのです。

木箱にたっぷり詰めたぴかぴかのイカが200箱以上にもなる大漁です。
獲れたてのまだ生きたイカのおいしそうなことと言ったらたまりません。
船を出した甲斐があるというものです。


10月23日、クロガレイの大移動が始まりました。
水温が12℃台に達し、稚内に向けて産卵のためにカレイの群が押し寄せます。
この日は700sを越える水揚げとなり、今年初めてのカレイ大漁でした。
11月2日にはイカのまとまった水揚げも見られました。

例年にないほどの時化続きで、なかなか漁に出ることが難しく
恵祐丸もまんじりとしない夜を過ごしておりましたが、
おかげさまで例年にない水揚げとなり
常呂市場はカレイで破裂せんばかりとなりました。


このカレイ漁は12月10日まで続きます。
豊漁を願いつつ、冬も恵祐丸は突き進んで参ります!

12月23日、今年最後の釣り船が出航しました。
カキ漁を終えて常呂港に船を回し、最後の回船に出かけます。
山本さんと近藤さんが今年の締めに駆けつけました。
湧別漁協から能取魚礁で釣りをして常呂港に出かけました。
水温は2.5度まで下がり、魚が釣れるかどうかは難しい状況でしたが、
小魚の魚群が多く見られました。
その中で近藤さんは今年産まれたホッケの子であるロウソクボッケを針の数だけ釣り上げて、
資源の少なくなったオホーツクのホッケではありますが、
平成28年海明けの大漁を予感させてくれました。
山本さんは大きなアタリと共に大形の青ゾイを釣り上げました。
水温がこれだけ低くても獲物がかかるのはなかなか考えにくいのですが、
この日は運良くいい釣果が得られました。

今年の第八恵祐丸の釣りは終了となります。
たくさんの方々に乗船いただきまして、本当にありがとうございます。
2016年もどうぞよろしくお願いします。
様々な大会を予定していますので、どうぞ腕をふるってご参加ください!


12月13日。なかなか波目がなく船を出すチャンスが少ない中、タイミングを見計らって船を出しました。
しかし海水温が大幅に下がり、魚の分布が変化している最中です。
最大12本の鱈を釣り上げた方もいたものの、全体的に振るわない釣果に終わりました。
北緯44度12分東経144度19分、オッパイの根では
非常に珍しい巨大なクモヒトデを三谷さんが釣り上げ皆を驚かせました。
またオホーツク海では珍しい赤イカが釣り上がる場面もありました。
能取岬の北北東、8.26マイル、北緯44度13分東経144度21分、能取海脚の北端の漁場では
網走の三隻の底曳き船が、馬スケ(大形のスケソウダラ)を狙って操業していました。
底曳き船も水揚げが少なく何かと苦戦している様子でした。



また、マダラの魚群に遭遇しました。

能取岬の50の高根ではマダラの大群が渦を巻いていました。
ホッケの魚群かと思い針を入れてみればタラが絶えずかかります。
水温が下がったこの時期であっても、タラの群れが海岸近くにいるというのは
少々驚きの発見でした。
形が小さすぎるのでこの群れでの釣りは中止しましたが、
この群れが順調に大きくなって釣りの結果に繋がってくれると嬉しいですね。


11月20日。カレイの手入れをした後に島田さんと釣り船を出しました。
タラを狙ったのですが、うねりが高く、潮は良かったものの魚がさっぱり釣れません。
沖の漁場にタラを見つけ、大型のタラを8本、中型を15本の釣果に終わりました。
大型のタラは札幌中央市場に送りました。
数はぱっとしないものの、良質なタラでしたのでキロ単価1000円にもなる高値が付いてくれてありがたいです。
今後は水温が5.5℃を下回ります。
そのためこの先はジグ釣りよりもエサ釣りのほうが確実にあたりを狙えるかと思います。
12月15日を越えるとタラは300メートル以下の深みに戻ってしまいますので、
狙えるのは今月いっぱいが限度でしょう。みなさんもタラ釣りに挑戦するならお早めに!

11月15日
一日を通して小雨の降る中、タラ釣りに船を出しました。
この時期にしては今日は非常に暖かい日で蒸します。
能取岩礁全域でタラの当たりが見られる日でした。
沖の漁場は底潮が早く、釣りにくい状況が続きました。
しかし大形のタラの釣果が見られました。
旭川の早坂さんのチームは、熟練の腕をここぞとばかりに振るいます。


中でも美馬さんは今日もオスの鱈を釣り上げ、最高の結果となりました。
立派なタチを前ににっこり。おめでとうございます。


11月8日、またタラ釣りに出発です。
条件はそろっていたものの、狙いのポイントにはタラがいませんでした。
岡田さんは30本ほど釣り上げたものの若干小振りなタラが多かったのが悔しいところです。
美唄から参加してくれた佐々木さんは、良形のタラを10本釣り上げMVPです。
タラ釣りはやはり大きさが第一。注目を浴びて佐々木さん鼻高々でした。


11月3日、火曜日。タラ釣りに出かけました。
この日は潮が良く、条件としては最高だったものの、
まったくタラがかかってくれません。
夜中に出かけてから午前10時まで延々とボウズが続く中、
早坂さんのチームは粘り続けてくれました。
その執念の甲斐あって、10時を過ぎるころ突然大物タラが掛かり始めました。
美馬さんは大形のタラを5本釣り上げ、立派な獲物で皆を驚かせました。
10sのタラが一本上がったものの、皆さん本数は物足りないものがありました。
次回の挑戦は必ず大量の鱈を釣り上げてやると皆さん燃えています。

11月1日、日曜日。イカ釣りに出ました。
この日恵祐丸が当たりを付けた釣り場には
ボートを含めて実に33隻もの釣り船がごった煮のように集まりました。
それが大当たり。すさまじいイカの爆釣がとぎれませんでした。
まるで示し合わせたように集まった釣り船たち全部が、イカで満船となったようです。

10月には網走のホタテ場で大形のカレイが釣れました。

温暖化の影響か、北海道でもブリが釣れるようになったことは
市場や釣り好きにはすでに知れ渡ったことかと思います。
この時期のブリはころんと丸みを帯びて、脂がのってきたことが伺えます。
岡田さんの釣り上げたタラは15sを越えており、オホーツクでも最大級の大物でした。


9月は鮭釣りの月となりました。
札幌の医療チームが乗船してくれましたが、初めてのサケ釣りに感動なさっていたようです。
なにしろ鮭は海の中では強烈に動き回ります。
大物との戦いを楽しむのにはぴったりといえるでしょう。



8月中盤からはふぐの爆釣が続きました。
紋別海脚では300sものふぐの当たりが続き、
これはと感じた恵祐丸では、来年はふぐの大会を予定しています。
釣られたふぐは北見の有名料理店で、恵祐丸の活締めふぐとして
魚には舌の肥えたお客さんを魅了して居ます。

2015年8月9日
この日はソイとホッケを狙って船を出しました。
水温も高いせいかソイの影はなかなか見つかりません。
しかしその代わりと言ってはなんですが、ホッケの姿をやけによく見かけます。
紋別海脚まで足を伸ばして魚を追いかけてみましたところ、
山本さんと相原さんは50pほどの大きな青ゾイを釣り上げたものの、
やはりソイの釣果は芳しくありませんでした。
沖に移動してタラ釣りに切り替えてみますと、そこそこにかかりました。
タラの大きさは全体に小さかったのですが、相原さんはここでも1メートル越えのタラを釣り上げました。
全体では青ゾイ50本ほどの釣果で終わりましたが、この日は相原さんの当たり日だったようです。


2015年8月2日
極端に暑い日が続きます。
北海道とは思えない熱帯夜は人間だけではなく
ホタテの稚貝や魚たちにとってもつらい暑さなのです。
稚貝は水温が上がりすぎると死んでしまいますし、魚も暑さを嫌って外界に隠れてしまいます。
水温は19.5℃まで上がり、カレイは北緯44度12分東経143度58分、カレイ漁場の沖からさらに北へと北上しました。
次にカレイが元の場所に戻ってくるのは10月下旬になるでしょう。
しばらくカレイ釣りは船を出しても結果は出ません。



2015年7月26日
大潮の一回潮、通常もっとも潮の止まる状況だったのですが、
思惑に反して潮が止まってくれずに釣りにくい状態が続いていました。
しかし腕利きがそろったために、釣果はまずまずの成果を見せ、
大形のクロガシラや真ガレイが釣り上がりました。
地元、佐呂間町の金沢さんは55枚を釣り上げてさすがの腕前を見せてくれました。
かといって皆さん負けず劣らず釣りまくり、船頭も胸をなで下ろしました。
カレイは水温の上昇とともに魚道を通って沖合へ移動します。
水温が18度を超えてしまったために、釣り師が狙う50pオーバーのカレイに関しては
釣るのが難しくなってくるでしょう。
とはいえ恵祐丸は夏の暑さと魚たちに負けないよう、釣り船を出し続けます。

2015年7月19日
水温がぐんぐん上がっていく時期です。
今回はタラと青ゾイを狙って沖に船を出しました。
しかし青ゾイは一本上がったきりですっかり姿が消えています。
上の崖の青ゾイ漁場はスケソウダラが住み着いたあとで、粘っても釣果はスケソウばかりです。
岩礁の下側一帯ではタラが良く釣れました。
この日は潮回りが良く、ぽんぽんと面白いように釣り針に獲物がかかりました。
アイナメ科に属する和名・ウサギアイナメ
この地方ではアブラコと呼ばれる大物の魚が何本も釣り上げられ、皆を驚かせました。
アブラコは赤・青・黄色と派手すぎる色合いの関係で、
あまり味については評価されていませんでしたが、
実際食べてみれば脂身は少ないものの淡泊でさっぱりとした美味しい魚です。
早坂さんが釣ったアイナメを頂いて、我が家の夕食はアイナメ鍋で美味しく頂きました

昭和50年代にはオヒョウ網に一緒にかかることで大量にアブラコが捕れましたが、
現在はそれほど姿を見ることはありません。
しかし今年はやけにアブラコの姿をよく見かけます。
能取海脚に住むアブラコ=ウサギアイナメは味が良く、
あえてこれを狙ってみるのも面白いかも知れないと船頭は思いますね。


2015年7月12日
青ゾイが釣れなくなってきたとの情報を聞き、青ゾイを探しに船を出すことにしました。
9マイルの漁場には青ゾイの姿はなく、ヤナギノマイしかいません。
30マイルの漁場へ遠出をしてみることにすると、タラがかかりはするものの、
青ゾイはやはりおらず、ヤナギノマイばかりです。
近藤さんは見事なオヒョウを釣り上げて、潮も穏やかなことから
これはと思い付近でオヒョウ狙いに2時間ほど粘ってみたものの、
残念ながらこの一枚でおしまいでした。
80p弱のオヒョウだったことから、12年は生きた個体であるようです。
帰りにはホタテ場でカレイを釣って帰ってきました。
これも海の恵み、オヒョウに活締めを施して新鮮さを活きたまま港に帰り、
見事な魚体に包丁を入れると、何とも言えない脂ののった白身が美しくきらめきます。
家族と釣り師の皆さんでわけあって、ありがたく頂きました。

立派なオヒョウだけあってとても美味しい夕食となりました。
近藤さんはこれまでに3枚の大形オヒョウを釣り上げた経験があります。
こんなに美味しいご飯となったのも、上手く釣り上げてくれたおかげですね。

2015年7月5日
先週に引き続きマガレイ釣りです。
大潮だというのに潮の流れが非常に良く、マガレイ釣りに最適の潮でした。
13名の腕利きがそろったことから、今日は3回目のマガレイ釣り大会を開催しました。
右舷には流し釣りの得意な、紋別の腕利きたちが竿を振るいます。
左舷には天秤を得意とする、常連たちが負けじと腕をみなぎらせました。
近藤さんは釣り歴40年。全道を渡り歩いて釣りの腕を磨いた方です。
3マイルの砂泥域は大形のマガレイが潜んでいるだけに、大物を釣り上げる近藤さんの技術を皆が注目していました。
2015年5月31日の一回目マガレイ大会では紋別チームが優勝しましたが、
今回の優勝を奪取したのは、近藤さんの技術を引き継いでいる山本さんの率いるチームでした。
銅賞を獲得した田村さんは44pのマガレイを釣り上げるなど、上位3人は40センチ以上の大物をこぞって釣り上げました。
一人につき上から5枚の重さを競う大会でしたので、
優勝した山本さんは3.05s、銀賞の西村さんは2.95s、銅賞の田村さんは2.81sと見事な成果を上げました。
副賞には常呂漁港で水揚げされた、10sのブリが贈られ、
また全員に参加賞が贈られました。
全体に技術の高い戦いで、大変な接戦となりました。皆さん本当にお疲れ様です。






2015年6月28日
マガレイ釣りに出かけました。
前日から吹き続ける強い風が残るままの大荒れの天気でしたが、
皆さんこの日を大変楽しみにしてくださっていることですしと張り切って出発しました。
3マイルの砂泥の漁場では、上手にソウハチ、下手に大形のマガレイを見つけました。
この日は潮の流れが良く、これまでの最大の釣果と呼べる結果になりました。
45pもあるマガレイが釣れるなど、とにかく大物ばかりが船の上に飛び跳ねます。
出来るだけソウハチではなく大形のマガレイを狙って移動を続けました。
昼12時過ぎには海も凪ぎて穏やかになってきました。
全員がクーラーをぱんぱんにして、大興奮の釣りとなってくれました。





沼田町から来られた近藤さん、遠いところお疲れ様でした。
また機会がありましたら是非いらっしゃってください。
皆さんお疲れ様でした。次回はカレイ釣り大会を予定しています。
腕に覚えがあるみなさん、どうぞその腕を披露してみませんか?
オホーツクナンバーワンの釣り師も参加して、大会を大いに盛り上げてくれるでしょう。

6月21日
水温も安定したことから今年初めての沖釣りに出かけました。
潮回りが非常に良く、タラが素晴らしい食い付きを見せました。
今回の参加メンバー数は7名。
岩村さんはフジワラのカムイの赤金で通して、36本のタラ釣果を上げて、大会に栄冠を飾りました。
数ももちろんですが、釣ったタラのどれを見ても大形のずしりとした代物ばかり。
岡田さんは今回も参加してくれたわけですが、カムイのピンク金で大物を次々釣り上げました。
29本を釣り上げて銀メダルをゲット。こちらももちろん大形のタラばかりでした。
大物賞には全長1メートル、体重10s超の特大鱈を釣り上げた伊藤さんが輝きました。
青ゾイは船中で50本、ホッケは一本でしたが特大、1時間で赤く色が変わる最高級真ボッケでした。

岩村さんには副賞として、フジワラからカムイの青赤が用意されました。
準優勝の岡田さんと伊藤さんには250グラムの錘が贈られました。
その他全員に参加賞が配られ、
さらに3人の入賞者には、先日常呂漁港で水揚げされた、エラ抜きを施された10s台のブリが贈られて大会を盛り上げました。





岩村さんは昨年に続き、2回目の優勝を飾りました。お見事です。
小さな大会でしたが、皆さん健闘くださって本当にありがとうございます。
次はクロガシラの大会を計画しています。7月には青ゾイの大会も考えています。
腕に覚えのある皆さん、どうぞふるってご参加ください。


6月14日 マガレイ釣りの大会を開催しました。
海明けのオホーツク海へ日本海から南下してきたマガレイは、沿岸域に定着します。
毎年の記録や海水温から、毎年6月17日にはマガレイはさらに沖合に移動し、より深いホタテ漁場へと移動するため、
2回目の大会であるものの、浅場でマガレイを狙えるのはこれが最後。次回は沖合でのマガレイ釣りとなるでしょう。
札幌から参加してくれた今井さんを始め、美瑛町の釣り会の会長薦田さんたち3名も加わってくれました。
前回よりも魚は少なくなったものの、釣り上げたものの中から重たいもの10枚を合計した総重量での戦いです。


接戦の結果、北見の島田さんのチームが金銀銅を受賞しました。
能智さんが2.9s 合計で釣った数では85枚もの数になりました。お見事です!
島田さんが2.58s さすがの名人の技といえるでしょう。
菊池さんが2.55s 惜しくも銅となりましたが、銀・銅はまさにぎりぎりの戦いとなりました。

優勝者には鳳凰の印のメダルと副賞を。銀、銅のお二人にもメダルが授与されます。
他、乗船していただいた全員に参加賞をお贈りしました。


今回の大会も素晴らしい釣果を見せていただきました。皆さん大変お疲れ様です!

梅雨も本番のこの時期、凪の合間を見てソイ釣りに出かけようと言うことになりました。
北西の時化が続いたあとだったために水温がいつもより低めだったのですが、運良くソイを当てることが出来ました。
地元の整備工場の宇野会長も参加してくれました。あまり釣りの腕にに自信がないとのことでしたが、
見事にたっぷりのソイとホッケを釣り上げてご謙遜と言ったところです。


美瑛のゆりさんは釣り歴40年の中でこれだけ釣ったのは初めてだとほくほく顔。
獲物で一杯のクーラーボックスを前に写真を一枚、さらにタラまで釣り上げていました。
やはり手応えありということで、次はソイ釣りの大会を計画中です。
腕に覚えがある方はぜひともふるってご参加ください。

2015年5月31日
流氷の気配は遠く消え去り、夏の気配も近づきだしたこの頃。
かねてから計画していた、今年初めての釣り大会を開催しました。
優勝の証のトロフィーは誰に贈られるのか、皆さん腕を鳴らして船へと乗り込みます。
今回は常呂沖でのカレイ釣りのスコアで競い合う大会。
事前に調査した手応えからして、腕次第ですが十分な数が釣れるはずです。
昨夜は非常に暑かったため、一気に暖まった空気が冷えてあいにくの大雨となりましたが、
それでひるむ釣り師たちではありません。



優勝者は川原田さん。実に218枚を釣り上げ堂々の金賞をつかみ取りました。

岡田さんは140枚を釣り上げ銀賞。お見事です。
近藤さんが120枚を釣り上げ銅賞。100枚越えの貫禄です。
さすが名人たちとあって大変派手な数字となりました。

ずっしりと重たいクーラーボックスを前に皆さん笑顔。
お疲れ様でした!

20155月30日
青ゾイ釣りに出かけました。潮も穏やかだったことからまずまずの釣果でした。
水温も12℃に達し、キタツノモエビとスナエビの魚群を追いかけながら、青ゾイの釣果を楽しみました。


ホッケと青ゾイがどんどん釣れます。
この日はソイ釣りの名人伊藤さんが30本を釣り上げ、巧みな沖釣りの腕を見せてくれました。
大形のホッケを20本釣り上げた人もいたのですが、この時期ホッケはなかなか釣れるものではありません。
釣り師のために海の女神がほほえんでくれたのでしょう。

2015年5月11日
釣り日和の晴れた日。カレイ狙いの釣り船を出しました。
首尾は上々、早々に当たりを引いて良い具合にカレイがかかってくれました。
4時間の釣果は108枚、さすがの近藤さんです。
山本さんも後半から追い上げてこちらも108枚!トップタイです。
これはいい流れではないかと、調子を良くしてカレイ釣りを切り上げるとソイ釣りに移動。
やはり名人たちの腕前は確か。こちらも見事に大当たり。
皆さん自慢の獲物を手に掲げにっこり笑顔です。
今年の特徴として、例年よりも多くのキタツノモエビやスナエビが多く見られるようです。
ホッケは三年魚が多く、脂質はまだ10%足らずですが、結構な数量が港に上がります。

※魚群探知機に写ったキタツノモエビの集団をホッケの群と勘違いしてしまうことが多いようです。
これはプランクトンの集合体ですので気をつけなければなりません。
プランクトンを追うホッケや青ゾイが居て、さらにそれを追うタラが居ます。
船頭はそれらを見極めて、獲物を狙う必要があるのです。

100メートル台のポイントは、現在の水温はまだ6℃です。
比べて宗谷暖流の潮の流れのあるポイントは9℃台です。
しかしあと10日前後で水温は安定し、オホーツク海の釣りは盛況になるでしょう。





2015年5月4日
サロマ湖の魚の様子見をかねて、
カレイ釣りに行ってきました。
ホタテの耳のエサを使って見てしばらく粘ってみたものの食い付きが悪く、
これはエサの問題かと見て釣り餌を変えてみると、それからは入れ食い状態。
重たいクーラーボックスを前に皆さんご満悦です。
今年も恵祐丸は漁業に釣りに邁進して参ります!



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12月26日。
恵祐丸の今年最後のカキ上げが終わりました。

常呂漁協のセリの締めが行われ、今年も滞りなく業務を終えることが出来ました。
底網を上げきったのは12月中頃でしたが、
本当に漁の最後になって、ホテイウオがわずかに網にかかりました。

ホテイウオは見ての通り可愛らしいコロコロした魚です。
この魚は水温が極端に下がり、まさに真冬と言った気温になって
ようやく掛かり始めるのが毎年恒例となっています。
しかし今年は台風が多く、漁の機会自体が少なめだったことと、
温暖化の影響か本当にこの最後の漁になるまでかかってくれませんでした。
可愛らしい見た目から隠れた人気があるようで、
ホテイウオたちは大洗の水族館へ送られることになりました。
現在は餌付けをして人にならしているとのことで、
2016年1月の初旬に大洗で公開されるとのことです。

11月21日。今年2015年では初めて、
大量のイカの群れが網に入りました。

21日に釣りに出た際、沖合では大きな波のうねりを感じました。
その波に何らかの予感を覚えた恵祐丸では、
これはと思い牡蠣上げの予定を変更して船を出しました。
すると予感はぴたりと当たったのです。

木箱にたっぷり詰めたぴかぴかのイカが200箱以上にもなる大漁です。
獲れたてのまだ生きたイカのおいしそうなことと言ったらたまりません。
船を出した甲斐があるというものです。


10月23日、クロガレイの大移動が始まりました。
水温が12℃台に達し、稚内に向けて産卵のためにカレイの群が押し寄せます。
この日は700sを越える水揚げとなり、今年初めてのカレイ大漁でした。
11月2日にはイカのまとまった水揚げも見られました。

例年にないほどの時化続きで、なかなか漁に出ることが難しく
恵祐丸もまんじりとしない夜を過ごしておりましたが、
おかげさまで例年にない水揚げとなり
常呂市場はカレイで破裂せんばかりとなりました。


このカレイ漁は12月10日まで続きます。
豊漁を願いつつ、冬も恵祐丸は突き進んで参ります!

12月23日、今年最後の釣り船が出航しました。
カキ漁を終えて常呂港に船を回し、最後の回船に出かけます。
山本さんと近藤さんが今年の締めに駆けつけました。
湧別漁協から能取魚礁で釣りをして常呂港に出かけました。
水温は2.5度まで下がり、魚が釣れるかどうかは難しい状況でしたが、
小魚の魚群が多く見られました。
その中で近藤さんは今年産まれたホッケの子であるロウソクボッケを針の数だけ釣り上げて、
資源の少なくなったオホーツクのホッケではありますが、
平成28年海明けの大漁を予感させてくれました。
山本さんは大きなアタリと共に大形の青ゾイを釣り上げました。
水温がこれだけ低くても獲物がかかるのはなかなか考えにくいのですが、
この日は運良くいい釣果が得られました。

今年の第八恵祐丸の釣りは終了となります。
たくさんの方々に乗船いただきまして、本当にありがとうございます。
2016年もどうぞよろしくお願いします。
様々な大会を予定していますので、どうぞ腕をふるってご参加ください!


12月13日。なかなか波目がなく船を出すチャンスが少ない中、タイミングを見計らって船を出しました。
しかし海水温が大幅に下がり、魚の分布が変化している最中です。
最大12本の鱈を釣り上げた方もいたものの、全体的に振るわない釣果に終わりました。
北緯44度12分東経144度19分、オッパイの根では
非常に珍しい巨大なクモヒトデを三谷さんが釣り上げ皆を驚かせました。
またオホーツク海では珍しい赤イカが釣り上がる場面もありました。
能取岬の北北東、8.26マイル、北緯44度13分東経144度21分、能取海脚の北端の漁場では
網走の三隻の底曳き船が、馬スケ(大形のスケソウダラ)を狙って操業していました。
底曳き船も水揚げが少なく何かと苦戦している様子でした。



また、マダラの魚群に遭遇しました。

能取岬の50の高根ではマダラの大群が渦を巻いていました。
ホッケの魚群かと思い針を入れてみればタラが絶えずかかります。
水温が下がったこの時期であっても、タラの群れが海岸近くにいるというのは
少々驚きの発見でした。
形が小さすぎるのでこの群れでの釣りは中止しましたが、
この群れが順調に大きくなって釣りの結果に繋がってくれると嬉しいですね。


11月20日。カレイの手入れをした後に島田さんと釣り船を出しました。
タラを狙ったのですが、うねりが高く、潮は良かったものの魚がさっぱり釣れません。
沖の漁場にタラを見つけ、大型のタラを8本、中型を15本の釣果に終わりました。
大型のタラは札幌中央市場に送りました。
数はぱっとしないものの、良質なタラでしたのでキロ単価1000円にもなる高値が付いてくれてありがたいです。
今後は水温が5.5℃を下回ります。
そのためこの先はジグ釣りよりもエサ釣りのほうが確実にあたりを狙えるかと思います。
12月15日を越えるとタラは300メートル以下の深みに戻ってしまいますので、
狙えるのは今月いっぱいが限度でしょう。みなさんもタラ釣りに挑戦するならお早めに!

11月15日
一日を通して小雨の降る中、タラ釣りに船を出しました。
この時期にしては今日は非常に暖かい日で蒸します。
能取岩礁全域でタラの当たりが見られる日でした。
沖の漁場は底潮が早く、釣りにくい状況が続きました。
しかし大形のタラの釣果が見られました。
旭川の早坂さんのチームは、熟練の腕をここぞとばかりに振るいます。


中でも美馬さんは今日もオスの鱈を釣り上げ、最高の結果となりました。
立派なタチを前ににっこり。おめでとうございます。


11月8日、またタラ釣りに出発です。
条件はそろっていたものの、狙いのポイントにはタラがいませんでした。
岡田さんは30本ほど釣り上げたものの若干小振りなタラが多かったのが悔しいところです。
美唄から参加してくれた佐々木さんは、良形のタラを10本釣り上げMVPです。
タラ釣りはやはり大きさが第一。注目を浴びて佐々木さん鼻高々でした。


11月3日、火曜日。タラ釣りに出かけました。
この日は潮が良く、条件としては最高だったものの、
まったくタラがかかってくれません。
夜中に出かけてから午前10時まで延々とボウズが続く中、
早坂さんのチームは粘り続けてくれました。
その執念の甲斐あって、10時を過ぎるころ突然大物タラが掛かり始めました。
美馬さんは大形のタラを5本釣り上げ、立派な獲物で皆を驚かせました。
10sのタラが一本上がったものの、皆さん本数は物足りないものがありました。
次回の挑戦は必ず大量の鱈を釣り上げてやると皆さん燃えています。

11月1日、日曜日。イカ釣りに出ました。
この日恵祐丸が当たりを付けた釣り場には
ボートを含めて実に33隻もの釣り船がごった煮のように集まりました。
それが大当たり。すさまじいイカの爆釣がとぎれませんでした。
まるで示し合わせたように集まった釣り船たち全部が、イカで満船となったようです。

10月には網走のホタテ場で大形のカレイが釣れました。

温暖化の影響か、北海道でもブリが釣れるようになったことは
市場や釣り好きにはすでに知れ渡ったことかと思います。
この時期のブリはころんと丸みを帯びて、脂がのってきたことが伺えます。
岡田さんの釣り上げたタラは15sを越えており、オホーツクでも最大級の大物でした。


9月は鮭釣りの月となりました。
札幌の医療チームが乗船してくれましたが、初めてのサケ釣りに感動なさっていたようです。
なにしろ鮭は海の中では強烈に動き回ります。
大物との戦いを楽しむのにはぴったりといえるでしょう。



8月中盤からはふぐの爆釣が続きました。
紋別海脚では300sものふぐの当たりが続き、
これはと感じた恵祐丸では、来年はふぐの大会を予定しています。
釣られたふぐは北見の有名料理店で、恵祐丸の活締めふぐとして
魚には舌の肥えたお客さんを魅了して居ます。

2015年8月9日
この日はソイとホッケを狙って船を出しました。
水温も高いせいかソイの影はなかなか見つかりません。
しかしその代わりと言ってはなんですが、ホッケの姿をやけによく見かけます。
紋別海脚まで足を伸ばして魚を追いかけてみましたところ、
山本さんと相原さんは50pほどの大きな青ゾイを釣り上げたものの、
やはりソイの釣果は芳しくありませんでした。
沖に移動してタラ釣りに切り替えてみますと、そこそこにかかりました。
タラの大きさは全体に小さかったのですが、相原さんはここでも1メートル越えのタラを釣り上げました。
全体では青ゾイ50本ほどの釣果で終わりましたが、この日は相原さんの当たり日だったようです。


2015年8月2日
極端に暑い日が続きます。
北海道とは思えない熱帯夜は人間だけではなく
ホタテの稚貝や魚たちにとってもつらい暑さなのです。
稚貝は水温が上がりすぎると死んでしまいますし、魚も暑さを嫌って外界に隠れてしまいます。
水温は19.5℃まで上がり、カレイは北緯44度12分東経143度58分、カレイ漁場の沖からさらに北へと北上しました。
次にカレイが元の場所に戻ってくるのは10月下旬になるでしょう。
しばらくカレイ釣りは船を出しても結果は出ません。



2015年7月26日
大潮の一回潮、通常もっとも潮の止まる状況だったのですが、
思惑に反して潮が止まってくれずに釣りにくい状態が続いていました。
しかし腕利きがそろったために、釣果はまずまずの成果を見せ、
大形のクロガシラや真ガレイが釣り上がりました。
地元、佐呂間町の金沢さんは55枚を釣り上げてさすがの腕前を見せてくれました。
かといって皆さん負けず劣らず釣りまくり、船頭も胸をなで下ろしました。
カレイは水温の上昇とともに魚道を通って沖合へ移動します。
水温が18度を超えてしまったために、釣り師が狙う50pオーバーのカレイに関しては
釣るのが難しくなってくるでしょう。
とはいえ恵祐丸は夏の暑さと魚たちに負けないよう、釣り船を出し続けます。

2015年7月19日
水温がぐんぐん上がっていく時期です。
今回はタラと青ゾイを狙って沖に船を出しました。
しかし青ゾイは一本上がったきりですっかり姿が消えています。
上の崖の青ゾイ漁場はスケソウダラが住み着いたあとで、粘っても釣果はスケソウばかりです。
岩礁の下側一帯ではタラが良く釣れました。
この日は潮回りが良く、ぽんぽんと面白いように釣り針に獲物がかかりました。
アイナメ科に属する和名・ウサギアイナメ
この地方ではアブラコと呼ばれる大物の魚が何本も釣り上げられ、皆を驚かせました。
アブラコは赤・青・黄色と派手すぎる色合いの関係で、
あまり味については評価されていませんでしたが、
実際食べてみれば脂身は少ないものの淡泊でさっぱりとした美味しい魚です。
早坂さんが釣ったアイナメを頂いて、我が家の夕食はアイナメ鍋で美味しく頂きました

昭和50年代にはオヒョウ網に一緒にかかることで大量にアブラコが捕れましたが、
現在はそれほど姿を見ることはありません。
しかし今年はやけにアブラコの姿をよく見かけます。
能取海脚に住むアブラコ=ウサギアイナメは味が良く、
あえてこれを狙ってみるのも面白いかも知れないと船頭は思いますね。


2015年7月12日
青ゾイが釣れなくなってきたとの情報を聞き、青ゾイを探しに船を出すことにしました。
9マイルの漁場には青ゾイの姿はなく、ヤナギノマイしかいません。
30マイルの漁場へ遠出をしてみることにすると、タラがかかりはするものの、
青ゾイはやはりおらず、ヤナギノマイばかりです。
近藤さんは見事なオヒョウを釣り上げて、潮も穏やかなことから
これはと思い付近でオヒョウ狙いに2時間ほど粘ってみたものの、
残念ながらこの一枚でおしまいでした。
80p弱のオヒョウだったことから、12年は生きた個体であるようです。
帰りにはホタテ場でカレイを釣って帰ってきました。
これも海の恵み、オヒョウに活締めを施して新鮮さを活きたまま港に帰り、
見事な魚体に包丁を入れると、何とも言えない脂ののった白身が美しくきらめきます。
家族と釣り師の皆さんでわけあって、ありがたく頂きました。

立派なオヒョウだけあってとても美味しい夕食となりました。
近藤さんはこれまでに3枚の大形オヒョウを釣り上げた経験があります。
こんなに美味しいご飯となったのも、上手く釣り上げてくれたおかげですね。

2015年7月5日
先週に引き続きマガレイ釣りです。
大潮だというのに潮の流れが非常に良く、マガレイ釣りに最適の潮でした。
13名の腕利きがそろったことから、今日は3回目のマガレイ釣り大会を開催しました。
右舷には流し釣りの得意な、紋別の腕利きたちが竿を振るいます。
左舷には天秤を得意とする、常連たちが負けじと腕をみなぎらせました。
近藤さんは釣り歴40年。全道を渡り歩いて釣りの腕を磨いた方です。
3マイルの砂泥域は大形のマガレイが潜んでいるだけに、大物を釣り上げる近藤さんの技術を皆が注目していました。
2015年5月31日の一回目マガレイ大会では紋別チームが優勝しましたが、
今回の優勝を奪取したのは、近藤さんの技術を引き継いでいる山本さんの率いるチームでした。
銅賞を獲得した田村さんは44pのマガレイを釣り上げるなど、上位3人は40センチ以上の大物をこぞって釣り上げました。
一人につき上から5枚の重さを競う大会でしたので、
優勝した山本さんは3.05s、銀賞の西村さんは2.95s、銅賞の田村さんは2.81sと見事な成果を上げました。
副賞には常呂漁港で水揚げされた、10sのブリが贈られ、
また全員に参加賞が贈られました。
全体に技術の高い戦いで、大変な接戦となりました。皆さん本当にお疲れ様です。






2015年6月28日
マガレイ釣りに出かけました。
前日から吹き続ける強い風が残るままの大荒れの天気でしたが、
皆さんこの日を大変楽しみにしてくださっていることですしと張り切って出発しました。
3マイルの砂泥の漁場では、上手にソウハチ、下手に大形のマガレイを見つけました。
この日は潮の流れが良く、これまでの最大の釣果と呼べる結果になりました。
45pもあるマガレイが釣れるなど、とにかく大物ばかりが船の上に飛び跳ねます。
出来るだけソウハチではなく大形のマガレイを狙って移動を続けました。
昼12時過ぎには海も凪ぎて穏やかになってきました。
全員がクーラーをぱんぱんにして、大興奮の釣りとなってくれました。





沼田町から来られた近藤さん、遠いところお疲れ様でした。
また機会がありましたら是非いらっしゃってください。
皆さんお疲れ様でした。次回はカレイ釣り大会を予定しています。
腕に覚えがあるみなさん、どうぞその腕を披露してみませんか?
オホーツクナンバーワンの釣り師も参加して、大会を大いに盛り上げてくれるでしょう。

6月21日
水温も安定したことから今年初めての沖釣りに出かけました。
潮回りが非常に良く、タラが素晴らしい食い付きを見せました。
今回の参加メンバー数は7名。
岩村さんはフジワラのカムイの赤金で通して、36本のタラ釣果を上げて、大会に栄冠を飾りました。
数ももちろんですが、釣ったタラのどれを見ても大形のずしりとした代物ばかり。
岡田さんは今回も参加してくれたわけですが、カムイのピンク金で大物を次々釣り上げました。
29本を釣り上げて銀メダルをゲット。こちらももちろん大形のタラばかりでした。
大物賞には全長1メートル、体重10s超の特大鱈を釣り上げた伊藤さんが輝きました。
青ゾイは船中で50本、ホッケは一本でしたが特大、1時間で赤く色が変わる最高級真ボッケでした。

岩村さんには副賞として、フジワラからカムイの青赤が用意されました。
準優勝の岡田さんと伊藤さんには250グラムの錘が贈られました。
その他全員に参加賞が配られ、
さらに3人の入賞者には、先日常呂漁港で水揚げされた、エラ抜きを施された10s台のブリが贈られて大会を盛り上げました。





岩村さんは昨年に続き、2回目の優勝を飾りました。お見事です。
小さな大会でしたが、皆さん健闘くださって本当にありがとうございます。
次はクロガシラの大会を計画しています。7月には青ゾイの大会も考えています。
腕に覚えのある皆さん、どうぞふるってご参加ください。


6月14日 マガレイ釣りの大会を開催しました。
海明けのオホーツク海へ日本海から南下してきたマガレイは、沿岸域に定着します。
毎年の記録や海水温から、毎年6月17日にはマガレイはさらに沖合に移動し、より深いホタテ漁場へと移動するため、
2回目の大会であるものの、浅場でマガレイを狙えるのはこれが最後。次回は沖合でのマガレイ釣りとなるでしょう。
札幌から参加してくれた今井さんを始め、美瑛町の釣り会の会長薦田さんたち3名も加わってくれました。
前回よりも魚は少なくなったものの、釣り上げたものの中から重たいもの10枚を合計した総重量での戦いです。


接戦の結果、北見の島田さんのチームが金銀銅を受賞しました。
能智さんが2.9s 合計で釣った数では85枚もの数になりました。お見事です!
島田さんが2.58s さすがの名人の技といえるでしょう。
菊池さんが2.55s 惜しくも銅となりましたが、銀・銅はまさにぎりぎりの戦いとなりました。

優勝者には鳳凰の印のメダルと副賞を。銀、銅のお二人にもメダルが授与されます。
他、乗船していただいた全員に参加賞をお贈りしました。


今回の大会も素晴らしい釣果を見せていただきました。皆さん大変お疲れ様です!

梅雨も本番のこの時期、凪の合間を見てソイ釣りに出かけようと言うことになりました。
北西の時化が続いたあとだったために水温がいつもより低めだったのですが、運良くソイを当てることが出来ました。
地元の整備工場の宇野会長も参加してくれました。あまり釣りの腕にに自信がないとのことでしたが、
見事にたっぷりのソイとホッケを釣り上げてご謙遜と言ったところです。


美瑛のゆりさんは釣り歴40年の中でこれだけ釣ったのは初めてだとほくほく顔。
獲物で一杯のクーラーボックスを前に写真を一枚、さらにタラまで釣り上げていました。
やはり手応えありということで、次はソイ釣りの大会を計画中です。
腕に覚えがある方はぜひともふるってご参加ください。

2015年5月31日
流氷の気配は遠く消え去り、夏の気配も近づきだしたこの頃。
かねてから計画していた、今年初めての釣り大会を開催しました。
優勝の証のトロフィーは誰に贈られるのか、皆さん腕を鳴らして船へと乗り込みます。
今回は常呂沖でのカレイ釣りのスコアで競い合う大会。
事前に調査した手応えからして、腕次第ですが十分な数が釣れるはずです。
昨夜は非常に暑かったため、一気に暖まった空気が冷えてあいにくの大雨となりましたが、
それでひるむ釣り師たちではありません。



優勝者は川原田さん。実に218枚を釣り上げ堂々の金賞をつかみ取りました。

岡田さんは140枚を釣り上げ銀賞。お見事です。
近藤さんが120枚を釣り上げ銅賞。100枚越えの貫禄です。
さすが名人たちとあって大変派手な数字となりました。

ずっしりと重たいクーラーボックスを前に皆さん笑顔。
お疲れ様でした!

20155月30日
青ゾイ釣りに出かけました。潮も穏やかだったことからまずまずの釣果でした。
水温も12℃に達し、キタツノモエビとスナエビの魚群を追いかけながら、青ゾイの釣果を楽しみました。


ホッケと青ゾイがどんどん釣れます。
この日はソイ釣りの名人伊藤さんが30本を釣り上げ、巧みな沖釣りの腕を見せてくれました。
大形のホッケを20本釣り上げた人もいたのですが、この時期ホッケはなかなか釣れるものではありません。
釣り師のために海の女神がほほえんでくれたのでしょう。

2015年5月11日
釣り日和の晴れた日。カレイ狙いの釣り船を出しました。
首尾は上々、早々に当たりを引いて良い具合にカレイがかかってくれました。
4時間の釣果は108枚、さすがの近藤さんです。
山本さんも後半から追い上げてこちらも108枚!トップタイです。
これはいい流れではないかと、調子を良くしてカレイ釣りを切り上げるとソイ釣りに移動。
やはり名人たちの腕前は確か。こちらも見事に大当たり。
皆さん自慢の獲物を手に掲げにっこり笑顔です。
今年の特徴として、例年よりも多くのキタツノモエビやスナエビが多く見られるようです。
ホッケは三年魚が多く、脂質はまだ10%足らずですが、結構な数量が港に上がります。

※魚群探知機に写ったキタツノモエビの集団をホッケの群と勘違いしてしまうことが多いようです。
これはプランクトンの集合体ですので気をつけなければなりません。
プランクトンを追うホッケや青ゾイが居て、さらにそれを追うタラが居ます。
船頭はそれらを見極めて、獲物を狙う必要があるのです。

100メートル台のポイントは、現在の水温はまだ6℃です。
比べて宗谷暖流の潮の流れのあるポイントは9℃台です。
しかしあと10日前後で水温は安定し、オホーツク海の釣りは盛況になるでしょう。





2015年5月4日
サロマ湖の魚の様子見をかねて、
カレイ釣りに行ってきました。
ホタテの耳のエサを使って見てしばらく粘ってみたものの食い付きが悪く、
これはエサの問題かと見て釣り餌を変えてみると、それからは入れ食い状態。
重たいクーラーボックスを前に皆さんご満悦です。
今年も恵祐丸は漁業に釣りに邁進して参ります!



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